Git の共有リポジトリを作成して、Redmine 上から確認できるよう設定

Git でバージョン管理するだけなら git init をするだけなのですが、共有リポジトリを作るときはオプションが必要になります。
あと、Redmine 上から見れないと不便なのでその設定しました。

リポジトリの作成

/var/git の下に、redmine.git というディレクトリを作成し、それをリポジトリにすることにします。
redmine.git を共有リポジトリとするため、オプションを指定してコマンドを実行します。

[root@localhost git]# mkkdir redmine.git
[root@localhost git]# git init --bare redmine.git
Initialized empty Git repository in /var/git/redmine.git/

git のパス設定

共有リポジトリの作成は完了したので、次に Redmine 側の設定を行います。
/{RAILS_ROOT}/lib/redmine/scm/adapters/git_adapter.rb の、GIT_BIN の設定を下記のように変更します。

変更前:  GIT_BIN = "git"
変更後:  GIT_BIN = "/usr/local/bin/git"

共有リポジトリのパス設定

ブラウザで、プロジェクトを選択>設定>リポジトリバージョン管理システムのプルダウンから Git を選択をします。
Path to.git に redmine.git のフルパスを設定し(/var/git/redmine.git)、保存します。

Git で管理しているディレクトリを共有リポジトリに push してみる

今の状態だとリポジトリが空なので何も表示されません。そこで、稼働中の Redmineredmine.git に入れてみます。

Redmineディレクトリに移動し、先ほど作成した共有リポジトリに push します。
※ git push 'push するディレクトリ名' 'push する対象のブランチ' という感じで。

[root@localhost redmine]# git push /var/git/redmine.git master


これで Redmine 上から共有リポジトリを見ることができます。